フランソワーモ『HOMMAGE (オマージュ)』とは
“夕暮れ〜夜〜明け方までのストーリー”

アルバムを、全曲聴いたら、一つのストーリーになっているように感じました。
1曲目、いきなりドラマチックな夕暮れから始まり(輝きは)
3曲目で、ストンと夜に(IN HAIKU)。
ニュースを見て今の政治を憂う(MKウルトラ)。でも、世の中は物が言いにくい重苦しい空気(サイレント)。眠りにつくが、うまく寝付けない。ウトウトしていると(Franbient)、夜が明け雨が降っていた(MORNING VIEW)。

前半はポップな歌もの。後半は、アンビエントに影響を受けた音ものが多く、好みによると思いますが、今の時代の空気感はよく表現出来ていて、ある意味、素直なアルバムだと思います。
淡い水墨画、低空飛行の気分に寄り添う月灯り、といった印象。
優しいメロディだと思って、ふわっと乗っかると「アレ？コレ、なんの歌？」となるような仕掛けもあり、カボスズからのお家芸は健在。フランソワーモ史上、最も大人のアルバム。

難しいのはちょっと…という方は頭の3曲を聴いて、後は、余裕のある時にチャレンジしてみてください。
近年珍しい、ゆったりとしたテンポの曲ばかりです。
私(サトミィ)のボーカルが、やっと安定して聴けるレベルになってますよ。

視聴はこちら。

https://itunes.apple.com/jp/album/id1327322086?app=itunes

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